改訂版 ゼロからはじめる「家族信託」活用術
■著者:斎藤竜
■発刊日:2020年4月1日
■ISBN:978-4-7931-2540-9
■書籍紹介
●高齢化の進行で認知症が増加している昨今、相続の現場では、遺言や成年後見制度と並んで「家族信託」の活用も選択肢の一つとなってきています。近年の法改正等により信託が利用しやすくなったことに加え、成年後見人制度よりも柔軟な財産管理・資産運用ができるという特徴があるからです。
●ただし、家族信託の利用に当たっては、様々な法律上の問題等がつきまとうため、基礎知識(主な信託行為、遺言や成年後見との違いなど)のほか、メリットとデメリットについて正しく理解することが必要です。
●本書は、家族信託業務を考える士業、コンサルタント等の専門家が、信託業務を依頼者から受任し、円滑に業務を遂行するために知っておくべき提案の心得、業務手順等を解説しています。
●家族信託の設計、受益者連続型信託、共有対策としての家族信託、事業承継対策としての家族信託などについて、活用事例を数多く織り込むことによって、より理解を深められるよう構成しています。
●今回の改訂版では、最近の実務状況を踏まえて、信託終了時を見越した信託設計方法のほか、融資を伴う家族信託の設計方法などについて、新たに項目を設けて法務・税務の両面から体系的に解説しています。