法務と税務のプロのための 改正相続法徹底ガイド 令和元年施行対応版
■著者:日本大学教授・弁護士 松嶋 隆弘/著
■発刊日:2019年9月1日
■ISBN:978-4-324-10662-4
■書籍紹介
内容
改正相続法が本年7月スタート!
その法務と税務を総勢12名の専門家が徹底解説?
◆改正相続法の令和元年7月施行に当たり、新たに明らかになった法務・税務の取扱いを織り込み、前回版を改訂!
◆令和元年度税制改正による遺産分割や特別寄与制度、配偶者居住権の課税関係(令和2年4月施行)を追加!
◆改正相続法では、弁護士以外の実務家も多く関係することが予測されることから、改正法と非弁行為の関係についても解説!
目次
第1編 相続法改正の意義
第1章 相続法改正の概要/松嶋隆弘
第2章 これまでの民法改正と相続法改正/山川一陽(弁護士)
第2編 配偶者の保護
第3章 配偶者の居住権/高橋めぐみ(日本大学準教授)
第4章 持戻し免除の意思表示の推定規定/高橋めぐみ
第3編 遺産分割
第5章 預金債権に関する大法廷決定の影響と相続法改正/松嶋隆弘
第4編 遺言制度の見直し
第6章 自筆証書遺言の方式緩和/鬼頭俊泰(日本大学准教授)
第7章 自筆証書遺言に係る遺言書の保管制度の創設/鬼頭俊泰第8章 遺贈の担保責任/石田 瞳(高岡法科大学専任講師)
第9章 遺言執行者の権限の明確化等/鬼頭俊泰
第10章 「相続させる」遺言から特定財産承継遺言へ/松嶋隆弘
第5編 遺留分制度の見直し
第11章 遺留分制度に関する見直し/鬼頭俊泰
第6編 相続の効力の見直し
第12章 相続の効力等(権利及び義務の承継等)に関する見直し/福原竜一(弁護士)
第13章 遺言執行者がある場合における相続人の行為の効果等に関する見直し/鬼頭俊泰
第7編 相続人以外の者の貢献を考慮するための方策
第14章 特別寄与制度の創設/西森利樹(熊本県立大学准教授)
第8編 相続法改正の影響
第15章 相続法改正と事業承継/大久保拓也(日本大学教授)
第16章 相続法改正と家裁・地裁の役割分担論/藤本正保(弁護士)
第17章 相続法改正と税務/阿部徳幸(税理士)
第18章 相続実務上の留意点/脇谷英夫(税理士)【新規追加】
第19章 今後の問題(仮想通貨・暗号資産の相続問題)/渡邊涼介(弁護士)【新規追加】
*【新規追加】 <は今般追加された章